2/16 sat
長文ですが自分メモの意味で書いてますのであしからず(;´Д`)
JANのSC講習がどんな流れで行われるか、です。
まずは自己紹介を簡単にしたのち、座学での講習開始。
JANから事前に買っとけよと指定があったこの本が教科書でございます。
ちーさい頃から勉強嫌いなあたくし。
正直、事前に予習らしきことも一切せずに、さっくりと簡単な項目しか目を通してなかったからさあ大変。
内容が、本の順番通りじゃないので、ページがあっちいったり後ろいったり前にいったり。
パラパラめくってるうちに、不明な用語にでくわして、休憩中の講師さんたちに質問したりなどwww
あまりにも出来の悪い受講者でございました(;・∀・)
相変わらず難しい用語はなっかなか頭に入ってこないものの、雪崩のしくみ、リスクの軽減、積雪構造、安全な行動の取り方など、ひと通り理解。
(ちょー簡単に書いてますが、雪の掲示板に書かれてる記号や略号の意味が、完全ではないけどすごく理解できるよーになりました。わかってきた以上、今後ここをチェックするのがより楽しみになりましたね。)
雪崩動画や、スライドで山が出てきて、この山行にあたってどういう計画でいけば適切か、というちょっとずつ実践に近づいた内容も。
お昼を挟んで、午後からはフィールドで、持ってきたビーコンとゾンデを使っての捜索訓練。
自分のビーコンはシングルアンテナのピープスフリーライド。
探す立場でも探される立場でもテクが要求されるシングルアンテナのビーコンを使って、2人1組ずつになってビーコンを隠しては探すを繰り返す。
はじめは時間がかかったけれど、段々とコツを掴んでスピードアップできるように。
BCな山でビーコンもつの、すごく大事。そしてそれ以上に使いこなすことも大事。
(シングルアンテナやダブルアンテナのビーコンでは、やはり深い埋没の時に四苦八苦するらしい。でも、シングルでも操作に慣れて、電波特性を理解すれば問題ないとは言われたものの。ここで、トリプルアンテナのビーコンに買い換えようと決めた。講師さんに勧められたのがマムートのエレメントだった。)
そして、ゾンデを使ってプロービング練習。
まだ買ってから封開けて、練習のみで数回と使ってないゾンデ。
使い方、完全に忘れとる・・・・・・。
渦巻状に挿して探しだすスパイラルプロービングと、複数人で行うプロービングを覚えた。
(勉強苦手だけど、こうやって実践で覚えるの、好き♥)
教室に戻ってからは、グループA(登りチーム)B(滑走チーム)C(レスキューチーム)に分かれて、一つの山での行動をとるときの計画をシミュレート。
レスキューチームに入った自分は、いつも山行計画たてるのはワクワクで得意なくせに、いざというときの行動を適切に考えるのが難題であった…。
雪崩地形のことをわかった以上、無駄に慎重な行動を取り過ぎるなど。
でもレスキュー急がないとだめだから、ココ安全!ってわかったら急いで助けに行くしか無いですもんね。(一度雪崩れた斜面は安定してる場合が多いので、そこを最短で移動する、とか。)
でも自分だったらこうする、ああする、と議論するの楽しい!
でも他の受講生さんたちはちょっと控えめだったかも!?まだ緊張があるからかなw
最後に翌日のBCでの集合時間と場所を聞いて、解散。
☆夜は温泉のち銀河高原ビール。自分ともう1名の受講者の方と、飛び入り参加(?)の八甲田ガイドのIさんとで、講師さんと語らいの場に参加させていただき、ガイドさんのよもやま話や雑談で、貴重なお話を聞くことができました♪
そこでのお話で、業界の厳しさも楽しさもたくさん聞くことができたのは、自分のもやもやした心境にも良い意味での刺激になりましたよ☆