「ファーファ」のぬいぐるみのような
白熊のこども(双子)の成長と、
彼女と同時期に生まれた
セイウチのこどもの成長と、
環境の変化(温暖化)を
10年にわたって追いかけた映画。
「アース」は、なんだかいかにもな感じがしてまだ見ていなかった。
で、これは偶然まわしたケーブルTVのチャンネルではいってて、
晩ご飯をを作る手を止めてまで釘付けになってしまった。
案外とすんなり見ることができた。
白熊は、大きくなってもかわいい
そんな感情抜きにしても、いろいろと見所いっぱい。
温暖化とはいえ、北極のマイナス40度+ブリザードという
強烈な気候で、弟クマが力尽きる。母と姉が寄り添う。
えさがなければ決死の覚悟で
雄グマに分けてもらうまで近づき、待つ。
環境が変わり、氷が解ける速度が速くなり、
親はたった2歳の小熊と永遠の別れを決める。
ハイ、↑ ここ、泣くところ。(*´;ェ;`*) うぅ・・・
などなど。
北極に生きる動物の生命力は強いけれど、
温暖化の一番の犠牲者でもある危うさと儚さがある。
かといって、
温暖化だからどうのこうのとか、押し付けがましくないのがいい。
彼らはただ、生きるために前向きで(ひたむきで)、
自分たちが生き残るために本能的に知恵を持っていると思う。
かたや人間は、
そんな本能をすっかり、どこかに忘れてしまったのかな。
北極という場所でのいろんなドラマが散りばめられ、
ナヌーがんばれ!!って応援してあげたくなる♪
そう思わずにはいられない。
というか、
躍動感ある動物の姿を撮影するスタッフのほうにも
興味が沸きつつある・・・・・・。
スタッフにもねぎらいの言葉をかけたい
あとこれとは全く違うけど、動物系の番組で機会があったら
見てほしいのが「星の子モーシャ」。
NHKでいつかはいっていたっけ。
地雷を踏んで足の1本が義足の象の話。
あれもなかなかヤバイ・・・引き込まれる番組でした。